男性の育児休暇、
一般的になればいいのですが、
なぜ増えないのか?考えるために、
メリット・デメリットをあげてみます。
①男性の育児休暇メリット(取る理由)
◎産後の妻をサポートできる!
これが一番ですね。
お産に対する女性の負担を考えると、
男性ができる家事全般はサポートしたいところですね。
◎赤ちゃんの泣く理由がわかる!
一緒に過ごしていると赤ちゃんの一日を理解でき、
泣いてる理由も想像できるようになります。
赤ちゃんと一緒に過ごしていると、
意味なく泣くことはないなぁとわかります。
だから、泣いたら、
お腹すいたのかな?うんちかな?抱っこかな?
と想像できるようになります。
「なんで泣く?わけわからん!」は少なくなります!
◎妻が外出しやすくなる!
父母どっちも家庭のことができるようになると、外出もしやすくなります!
実際、妻はエステとかヨガとか、
なにかと「出掛ける!」って出掛けてましたね(笑)
◎会社を休める!
正々堂々と会社を休めます!
1ヶ月とか休む機会、そう無いですよね!
今後長く勤めるつもりであれば、
この機会に長期間休んじゃえ!
なんて思ってしまいます。
さくっとあげてみました!
なんとなく家庭目線になりましたが、いかがでしょうか?
最後の会社休めるは私の思惑満載です!(笑)
じゃあ次にデメリット、いってみましょう。
②男性の育児休暇デメリット(取らない(取れない)理由)
◎給与が下がる!
たぶん、これは大きな理由ですよね。
育児休暇中は給与は「ゼロ」です!
しかしハローワークから「育児休暇給付金」として、
給与の50%ほどが支給されます(育児休暇開始から6ヶ月までは67%、6ヶ月経過後は50%※子の月齢ではないので注意を)。
でも半減しますから収入減ですね。
◎昇給・昇格に影響がでる?!
これは男性だからということもないのですが、
勤め先では
「育児休暇期間は勤務期間にならないので、昇給するのが同期より遅くなる」
と言われており、
実際遅くなるみたいです。
(↑これっていいのか??(笑)
他の人がどう昇給してるかわからないので、確認してみよ♪)
また、昇給だけでなく、
印象として
「仕事に対する責任感が低い」
と思われるかもしれません。
昇格にも影響がでるかもですねー。
◎仕事上休めない!
他の男性職員を見ているとよく感じるのですが、
「仕事を他の人と共有しない」
「重要な仕事だと考え責任を持って自分でする」
「教える時間が勿体ないので自分でしてしまう」
っていう働きかたをする人、
勤め先では多く見ます(「仕事の属人化」と言うみたいです)。
そんな人は、他の人に仕事を渡せないので
育児休暇だけでなく有給休暇ですら休めませんよね。
また少人数のところも、同僚の負担を考えると長期間の休みは取りにくいですね。
いくつかデメリット取らない理由をあげましたが、実際、
「経済的な問題」
と
「仕事環境の問題」
が大きいのかなと思います。
メリット・デメリットあげてみました!
いかがですか??
あげて比べてみると、
「家庭的には取りたい!けど経済的・仕事的に…」
って状態になりましたねー。
確かに今振り替えると、
収入は下がって自由になるお金は減ったし、
復帰したとき仕事になれるまで時間はかかりましたね。
でもまた今も育児休暇取得してます(←こりない?笑)
なんでまた取るの?取れたの?ってことで、
経済的な問題、仕事的な問題を考えてみます。
③経済的な問題
会社からの給料はなくなり、収入半分。
ですが、実際の感覚は8割くらいかな?って感覚です!
その理由は税金が下がるからです。
所得税はかからないし、
年金も健康保険料も免除されます!
住民税はかかりますが、
住んでいる税金事務所に自分から連絡し確認することで減額又は免除になる可能性があります!
「◯◯市 住民税 減額 免除」
って感じで検索して、税金事務所に問い合わせてみてください!
自分の給料明細みて、
基本給の50%(又は67%)になり、
所得税、年金、健康保険料免除となると、
手取りでみると、意外と8割くらいになりませんか?
そして、
仕事の付き合いも昼飯代も自販機で買うお茶代も減りますから、
結果意外とやっていける!ってところです。
④仕事的な問題
働いている職場に理解があるか?
という問題がありますよね。
私の職場は、男性の育児休暇は前例にありませんでした。
結構大きな職場で創立もうすぐ一世紀と長く、
職員は男女で2000人はいると思うのですが、
男性の育児休暇は前例になかったそうです(笑)
そんな職場で取ろうと上司に言ったら、
私「育児休暇とりたいです!」
上司「…(ちょっと間があり)うん。そうね。聞いたことないけど、確認しとくよ。いつから?」
って感じで、意外とすんなり話が進みました。
この上司、
「男は残業してなんぼ」
「女性には重たい仕事はさせれんね」
「ゴルフで交流深めんば」
「残業?自主勉?がんばれ!→残業つかず(笑)」
な感じの上司で、正直昔気質で無理かなぁ?と思いましたが、
すんなりいったんですよねー。
他の同僚も
「育児休暇?すごいかー、がんばって!」
裏腹は知りませんが、そう言ってくれました。
経験からすると、
「前例なくても意外と理解ある」です。
また仕事内容で休めないって人…
これを言っちゃおしまいですが、仕事って、
「自分がいなくてもどうにかなる!(笑)」
そうなんです!どうにかなるんです、仕事って(笑)
そうなるようにしっかり引き継いだらいい!ってところですね。
特に「仕事の属人化」している人は思考を変えて
「自分にできるから他人もできる」
って考えてみませんか?
これ、普段の仕事も楽になります!
再度言いますが
「仕事は自分がいなくてもどうにかなる」んです!
そして、復帰後の仕事内容ですが、
「責任感ないと思われて雑務になるか?」
と少し思っていましたが、
復帰後も前と変わりなく同じような仕事でした。
むしろ新しいプロジェクトの立ち上げもしましたね。
経験上、責任感がないと思われることはないようです。
復帰後の働き次第ですね!
仕事内容は
「前と変わらず、復帰後次第」です!
経済的な問題と仕事的な問題を考えてみましたが、
意外とどうにかなりませんか?
取る勢い付きませんか?(笑)
⑤まとめ
まだまだ一般的ではない男性の育児休暇を取るためにどうしたらいいか、
メリット・デメリット、経済的な問題、仕事的な問題を、経験を元に考えてみました。参考になりましたか?
育児休暇を取る機会って一生にそうそうあるわけではないので、ぜひしっかり考えてみていただけたらと思います。
私は「家庭」「趣味」「仕事」の順番で人生の優先順位を考えています。
実際は同率首位的なところがありますが、家庭を持ったからにはそこに一生いるので、一番大切にしたいのが本音です。私にとって、育児休暇は家庭を大切にする手段なんですよね。
男性の育児休暇、広まればいいなぁと思います。
以上、長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!
【追記】
☆住民税の減免について(涙)
前回、住民税について
住民税はかかりますが、
住んでいる税金事務所に自分から連絡し確認することで減額又は免除になる可能性があります!
「◯◯市 住民税 減額 免除」
って感じで検索して、税金事務所に問い合わせてみてください!
と記載しました!
なので、私の住む福岡市の役所に確認してみました!
電話が確認…
私「市民税の制度の事で確認したいのですが」
役所「担当に代わりますので、少々お待ちください。」
…
叔父様公務員「はい、かわりました」
私「…(名前言わない笑)もしもし、
私○○に住む「カーリー(偽名(笑))」と言いますが、お名前は?」
叔父様公務員「あ、◆◆と申します。」
私「市県民税について、育児休業をしている場合は、減免される可能性があると聞いたのですが。」
叔父様公務員「あ、はい、育児休業ですね。えー…少々お待ちください。」
保留にせずに隣の女性の声が聞こえる。
叔父様公務員「お待たせしました。育児休業の場合、減免の対象にはなりません。」
私「そうなんですね?なぜですか?」
叔父様公務員「福岡市では減免の対象になる方は、廃業したり、会社が倒産したり、
クビになったり、会社の都合で収入がなくなった場合が対象になってまして。」
私「育児休業は対象でない?」
叔父様公務員「はい~、条例で定められておりまして。
復帰を予定してますし、自己都合ということになりますので。」
私「なるほど。条例は何という条例ですか?」
叔父様公務員「(ガサガサ)」
私「(あ、また女性の声(笑)怒られてるのかな?(笑))」
叔父様公務員「福岡市条例第35条第1項第2号です。」
私「そうですか、わかりました、失礼します。」
福岡市市税条例第35条第1項第2号
(市民税の軽減又は免除)
第35条 市長は,次の各号のいずれかに該当する者のうち市長において必要があると認めるものに対し,市民税を軽減又は免除する。
(2) 廃業若しくは休業又は失業等により,当該年分の総所得金額の見積額が皆無となつた者又は前年分の総所得金額に比し著しく減少した者
…結果から言うと、
福岡市では育児休業の場合減免の対象にならないようです(涙)
というかそういう運用のようです。
「条例」で定められているので、各自治体によって異なるとのことです。
もし気になる方は、お住いの役所にお電話してみてください!
自己都合では対象にならないとは書いてないので、
この件については、さらに確認中です!!乞うご期待!!
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